わたし 「おまえの会社は、経営計画書は作っているのか?スゴク重要だよ。 融資にも有利になるし。」
友人 「そんな物作っている訳ねえだろ。時間の無駄。
そんな物を作って会社が儲かるなら作るんだがなあ。ハッハッハ」
「会社は充分儲かっているよ。良く知っているだろ、ご心配なく」
わたし「そうか、それは失礼しました。」
内心、ちょっとムカッとしたがこれは話にならないと思った。
確かに儲かっているし、いま、作成を強調しても聞く耳を持ちそうにない。
しかし、それから2年後の今年、
友人 「ちょっと資金繰りが悪くて、借入をしなければならない。
融資に経営計画書がある方が信用があり、融資が下りるということをいっていたよな。」
「もし、そうなら作成してくれないか?」
ここで、私はちょっと意地悪がしたくなった。
わたし 「そう言われてもな、第一、融資を有利にするために経営計画書は作る物ではないし、
あなたの会社の経営計画書は、あなたが作る物でしょ?俺は、作る手伝いはできるが、
融資のためといわれるとどうも気が進まないよ。」
「それにこの間は、余裕だったじゃあないの。」
友人 「ところが、重要な社員が止めてしまって、それとここのところ景気が悪くて、
以前ほど売れないんだよ。知ってンだろ、そんなこと言わないで作ってよ。」
わたし {少しは人の言うことも聞いた方がいいよ。}心の中でつぶやいた。
それでも、困っている友人を目の前にして、断ることもできずに作成する手伝いを
することにした。
条件として、
経営計画書は、融資を受けるために作成する物ではないこと。
今後も、毎年、作成し戦略的に会社経営をすること。を約束しててもらった。
融資が、考えていた通りに実行されて、大変喜んでもらった。
しかし、本当に喜ぶのはこれからだ。計画書どおりにいくと会社は本当に良くなると思う。
銀行の融資に奔走しなくても、向こうから借りてくれと頼んでくるようになるのだ。
借りてくれと頼まれるのは、経営者としては、快感だ。
経営計画書を上手に活用すると、会社は見違えるように良くなる。
そのことを友人に力説したのは言うまでもない。